ミランダ判決注釈

[69]  公判で弁護人が自白の採用に対して異議を申し立てなかったことが、控訴裁判所によって指摘され、かつ、訟務長官によって強調されているが、このことはこの問題についてわれわれが検討することを妨げるものではない。公判はわれわれのエスコビード判決よりも前に行われ、そしてもちろん今日のわれわれの判決よりも前に行われたものであり、このような異議はこれらの判決によって可能となったのであるから、公判において異議を申し立てなかった事実は、異議権の放棄とはならない。See, e.g., United States ex rel. Angelet v. Fay, 333 F. 2d 12, 16 (C. A. 2d Cir. 1964), Aff’d, 381 U. S. 654 (1965). Cf. Ziffrin, Inc. v. United States, 318 U.S. 73, 78 (1943).